SoundCloud/note 自作曲の話 #3市井ヒロノ 最初の活動拠点は「note」と「SoundCloud」でした。その「note」と「SoundCloud」にて、過去の自作曲を公開しています。この場所では、曲の思い出を語ります。・monorail・星・朝日・雛祭り・190311_知らない===♪monorailインスト。「大阪モノレール」という、大阪・門真市~大阪空港を結ぶ路線があります。その大阪モノレールに乗っているときに思い浮かんだ曲です。この曲は最初数秒は音がこもっていて、そこからクリアな音に変化するのですが、これは停車から出発までを表しています。 駅を出発して 視界がひらけた時の楽しさといったら!ちなみに万博記念公園駅あたりの一般道と高速道路を見下ろしながら走る区間のイメージです。太陽の塔が見えるあたりです。なんてローカルな話なんだ。 ※上で挙げた場所の参考動画:https://youtu.be/pIJK3dYm2Zs?t=9252022.01.30 07:37
『Requiem』オリジナル曲悼む歌いま生きている人のことを想うとき、いま生きているというだけで、うれしいです。居なくなった人のことを想うとき、その人も過去にはたしかに生きていたのであり、そしていま私はそのことを想えるのであり、それなら、うれしいかなと思います。そうやって私たちは日々をどうにか過ごしていきます。みなさんどうぞすこやかに。2021.11.06 08:12
2021_Summer (feat. Miku Hatsune)お彼岸を過ぎてもまだまだ暑いみなさま お変わりありませんか。なにかにつけて自信がない夏でした。自主制作の「ミニアルバム」らしきものができたので 発表しようとして、「アルバム」ほどのサイズはない、かといって「シングル」ほどコンパクトでもない、そうなると「EP」がちょうどいいのかな?と色々調べて、音楽用語がよくわからなくてパニックになり、喉が痛くなるほどチョコを食べました。行きつくところが愚か。秋にさしかかっても、かわらず愚かにすごしています。「EP」は、無事完成しました。2021.09.26 05:43
『少女色見本』初音ミクボーカルのシンプルなピアノ曲です。=====レンズの向こう、視界に捉えて薄く目を閉じた睫毛がひかりに溶けてゆくわたしにない色をもつあなたをいつもながめて慕う朝あなたに唯一足りない黒は かわりに髪に揺れている 何も知らない顔をしてかろやかに生きるあなたは 少女であるほど生きやすい世界の 色見本 わたしはずっと あなたのようになりたかったレンズの向こう、立ち尽くすあなた、薄く目を閉じたそれすらも光に見えていた”いっそ白に戻りたいと思っていました”だなんて何も色のないわたしをみつめてほほえんだ 何も知らない顔をしてかろやかに生きるあなたも 少女であるほど生きやすい世界のなかで ゆれる わたしはずっと 気づかずにただうらやんでいた朽ちたバス停は心許なくわたしにだって朝日はさしますずっとあなたに憧れていたいそしてあなたはずっとわたしに憧れていて=====作者には、親が仕事で使っていた「色見本」を、借りてきてもらって、ひたすらながめている頃がありました。「色見本」とは英単語帳程度の細長い厚紙にさまざまな色の見本が印刷されたものです(デジタル版もあります)。ながめていると、同じ「赤」や「青」に見えるものでも、実は細かい色の違いがあることがわかって、楽しかったです。「少女」。外から見ると、みんなおなじ「少女」に見え、またそう括られる運命にあります。さてその中身はどうでしょう。色見本のような細かい色調のちがいには、気づいてもらえていないのかもしれません。ゆれながらも凛と立つ「あなた」と、そんなあなたに憧れる「わたし」、レンズ (眼鏡かもしれないしカメラかもしれない) を隔てて向かい合う ふたり、秋風が肌にふれるころの、やさしいふたりのお話です。作者は告知の文章に「ガールミーツガール」と書きましたがだれとだれでも、なんとでも解釈できるなあと思っています。「あなた」と「わたし」のことを想いながら聴いて頂けるとうれしいです。2021.09.04 05:06
SoundCloud/note 自作曲の話 #2市井ヒロノ 最初の活動拠点は「note」と「SoundCloud」でした。その「note」と「SoundCloud」にて、過去の自作曲を公開しています。この場所では、曲の思い出を語ります。・浅い眠り・線を辿って・未来・蜻蛉===♪浅い眠り病院で心電図をとっているときに思いついた曲です。あの「ピ、ピ、ピ、」という脈拍を示す音、医療ドラマなんかでよく見るから、なんか不安になってくる。楽しい音が側で鳴ってたらいいのにな、というところから。#1で少し触れましたが 過去に倒れたことがありましてあれこれ検査をされている時期に作った曲です。心電図にもいろいろあります。しばらく安静にしながら心電図をとるとき、いろいろ器具をつながれながらぼーっと寝ていると、自分の鼓動と機器の音しか聞こえてこなくて不安になります。この曲のような楽しいイメージをもちながら受けていました。(その後MRIもとりましたが、あれは機械音がうるさくて音楽どころではなかった。)この曲で新しい(ファミコン風の)音色を導入した覚えがあります。かわいい。2021.08.22 10:02
SoundCloud/note 自作曲の話 #1市井ヒロノ 最初の活動拠点は「note」と「SoundCloud」でした。その「note」と「SoundCloud」にて、過去の自作曲を公開しています。この場所では、曲の思い出を語ります。・りんご飴・後姿・初夏の小さな冒険・薬箱・夜が明ける引用は発表当時のnoteより。===♪りんご飴幼いころにお祭りで見た屋台のりんご飴はやけに赤く、そして魅力的で、一度は食べてみたいなと思っていました。結局一度も食べたことはありません。オリジナル曲ですが、どこか聴いたことあるような節でもあり、それが未だにわかりません。ノスタルジックなオルゴール曲。ピアノ経験があったため、作曲を始めた頃は「MuseScore」という楽譜作成ソフトで楽譜を書く という作曲方法をとっていました。上に挙げた話を思い浮かべながら書いていたら するすると曲が完成してしまい、「無意識に何かの曲をなぞっているだけでは……」と疑心暗鬼になったことを覚えています。いまだに”こういう曲を作りたい”と思い返す1曲ですが、なかなかそう簡単にはいきません。なぜ書けたのかわかりません。ビギナーズラックというものでしょうか。2021.08.20 01:20
SoundCloud/note 自作曲の話 #0気づけば8月も後半。お元気ですか。週に1度病院に行き、薬をのみ、それでもなかなか良くならない体調に、これがもう私の人生なのだろうなという気持ちでいます。生まれてこの方「健康体」を知ったことがありませんが、生き延びてはいます。そんな感じの日々です。病人なのでただ日々を綴るだけで暗くなってしまう。暗い話が多いこの世の中ではあんまりよくないのかしら。実際のところは、福祉の勉強をする、植物に水をやる(最近雨続きなのでおやすみ)、鉄分入りのヨーグルトを食べる、いい香りのハンドクリームを塗る、などして、楽しく過ごしています。ついでに職をさがしています。働きたいなぁ。===市井ヒロノ 最初の活動拠点は「note」と「SoundCloud」でした。「note」とは文章や画像やサウンドを発表できるクリエイター向けサービスで、「SoundCloud」とは音源(.wav)を発表できるサービスです。はじめはよくわからないまま、他のクリエイターさんを参考に、見よう見まねで運用しておりました。現在noteはほぼ更新できていない状態で、noteも並行して続けるか、それともこの場所(ポートフォリオサイト+ブログ)にまとめるか、思案中です。 (市井は音楽を作り文章を書くので どうやらブログと相性が良いらしい)その「note」と「SoundCloud」にて、過去の自作曲を公開しています。人見知りで怖がりで社会と接点がまるでなかった私は、曲を公開することで、小規模ながら人とのつながりができました。それもあって、ひとつひとつの曲が思い出深く、つくったときに自分がどんな音楽を聴いていたか、どんな風景を見ていたか、どんなことを考えていたかまでつぶさに思い出せます。……こんな性格ゆえに「重い」といわれがちです。日常生活では自己顕示欲とか承認欲求とかいわれることもあり、それも確かにそうなのですが、それよりも「思考の量が多い」という表現がしっくりきます。これは自慢でも自虐でもなく、ただそうであるというだけです。たくさん何かを思ってしまうので、それが言葉になってぼろぼろとこぼれます。たとえるなら、とりとめのない話をするラジオ番組、でしょうか。話さずに心にため込んでおくとすぐにつらくなります。今は話すのが上手ではないし文章も長いですが、いつか端的に話せるようになるかもしれません。今の時点では”重くても”思ったことを書くようにつとめます。この場所では、曲の思い出を語ります。===2021.08.20 01:00
『人魚とラジオ』作曲をはじめたのはいつごろでしょう、なにを作曲とするか、によります。幼稚園で適当に歌ってた鼻歌だって 作曲っちゃあ作曲で。小学校で適当に吹いてたリコーダーのメロディも そうっちゃそうで。そういえば はっきりと作曲というものを意識したのは中学の音楽の時間でした。作曲の課題が出ました。近くの川の風景をイメージした曲を提出したら、先生がそれを授業で紹介してくださいました。内容というより、近隣の自然をモチーフにしたことや記譜が正確だったことを褒めて下さったように覚えています。「中学生の作曲例」としてちょうどいい曲だったのでしょう。すると(おなじく先生から評価をもらいたい)同級生が、わたしはこういう場所が好きで……自分はこういうイメージがあって……とアイデアを持って集まってきました。その鼻歌を聞いて五線譜に起こして渡すと喜ばれました。イメージが形になるのがとても楽しかったです。いまだに思い出してふふっとなるくらい楽しかったです。2021.06.20 08:18